후리가나로 읽는 일본 고전
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さとう
麻布襍記 ――附・自選荷風百句
永井 荷風
永井 荷風의 麻布襍記 ――附・自選荷風百句(さとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,256자 · 77화면
余これを以て生活に必要ならざる玩具春本の類を購うの資となす。嗚呼男子六尺をかけば福徳寔に大なるかな。
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蓬頭垢面身に襤褸をまとい薦を被り椀を手にして犬と共に人家の勝手口を徘徊して残飯を乞うもの近来漸くその跡を絶てり。此れに反して鼻下に髭を蓄え洋服の胸に万年筆をさし、折革包を携え仔細らしく案内を乞うて、或は教育或は衛生等名を公共の事業に托して寄附金を募集するもの年と共にその数を増せり。野良犬は水をかければ尾をまいて逃ぐ。乞食は巡査を呼ぶぞといえば恨めし気に去る。然るに寄附金の募集者に至っては救世軍の大道演舌もよろしく田舎訛の訥弁を振って容易に去らず、時にはユスリ新聞の記者の如く取次の挨拶如何によっては乱暴もしかねまじき気勢を示すものあり。昔虚無僧は人の門に立ちて銭を乞いしと雖も内より一声御無用と云えば静に去りしという。請うもの深く強いざれば断るもの亦礼を以てす。好意を受くるは恥にあらず。歯糞を飛ばして寄附金を強請するに至っては其の名を忠孝に托すと雖も其心は豺狼に斉し。泥棒もコソコソは罪軽く白刃を閃かすものは罪重し。
余義理と犢鼻褌を欠いて既に平然たり。