후리가나로 읽는 일본 고전
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さとう
麻布襍記 ――附・自選荷風百句
永井 荷風
永井 荷風의 麻布襍記 ――附・自選荷風百句(さとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,256자 · 77화면
雑誌なかりせば優良なる作品厳正なる批評自から世に生れん。
現時の社会を改造せんと欲すれば道徳政治を云々するに先立ってまず女子身売の風習を改めしむべし。今日の社会もし花柳界なるもの無きに至らば旧弊の風習道徳凡て改まり世態人情亦一変すべし。吉原の公娼新橋の芸妓をさし置きて浅草の白首を退治するが如きは蓋し本末を誤るの甚だしきものというべし。
○
十一月下旬たまたま数寄屋橋を過ぐ。橋下に砂利川土を積む船七八艘あり。いずれも竹棹を船上より石垣にかけ渡して襁褓敝衣を曝す。頗る不潔の態をなす。蕪村七部集の中「冬されやきたなき川の夕烏」の一句正に実景なるを思わしむ。忽ち看る一人の船頭悠然舷に立出で橋上の行人を眺めやりつつ前をまくって放尿す。行人欄に倚りて見るものあるも更に恥る色なく指頭に一物を拈って静に雫を払い手鼻をかんで笘の中に入る。傍若無人も茲に至って始めて徹底す。小便無用の貼札は支那に在っては君子自重と書すという。君子は成程衆人の前にて立小便はせぬ筈なり。
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街頭の柳散尽して骨董屋の店先に支那水仙の花開き海鼠は安く鰤鰆に油乗って八百屋の店に蕪大根色白く、牡蠣フライ出来ますの張紙洋食屋の壁に現わる。