후리가나로 읽는 일본 고전
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さとう
麻布襍記 ――附・自選荷風百句
永井 荷風
永井 荷風의 麻布襍記 ――附・自選荷風百句(さとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,256자 · 77화면
専門学校の教師等博士の学位を得んと欲するはまだまだよし。老先長き天下の学生にして学校の虚名空聞を欲する事さながら成金の位階を欲し、車掌の嚊奥様と呼ばれて嬉しがるが如きものあるに至っては慷慨家にあらざるも亦長大息を漏らさざるを得ざるなり。今や世界の大勢は階級制度を破壊し各人平等の権利を得んとすという。然るに血気盛りの学生たるもの猶学校の空位空聞に恋々たる其の心事の陋劣にして其思想の旧套陳腐を脱せざる事真に憫笑すべきなり。世人の呼んで商業大学というも或は商業学校というも何の差別かあらんや。大学生になったからとて俄に女学生やカッフェーの女給仕が惚れる訳でもあるまじ。品行方正学術優等なれば金満家へ養子の口はいくらも御在ましょう。
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例の往復葉書にて近頃余がもとに届きたる或会合の通知状に某々伯爵も御出席の由につき奮って御来臨被下度云々と記したるものあり。福沢先生は爵位を受けず板垣翁は華族一代論を称えし事さえあるに今の若きものにて猶斯の如き文言を書して宴席に人を誘うものあるかと思えば世の中は年と共におくれて行く様な気もする折から青空に飛行機虻の如くうなり泥濘の巷に普通選挙の声蛙の如く湧き出るを耳にす。