轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

それから

それから

夏目 漱石

代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页

青空文庫

「それも好いだろう」

両人は又電車の通る通へ出た。平岡は向うから来た電車の軒を見ていたが、突然これに乗って帰ると云い出した。代助はそうかと答えたまま、留めもしない、と云って直分れもしなかった。赤い棒の立っている停留所まで歩いて来た。そこで、

「三千代さんはどうした」と聞いた。

「難有う、まあ相変らずだ。君に宜しく云っていた。実は今日連れて来ようと思ったんだけれども、何だか汽車に揺れたんで頭が悪いというから宿屋へ置いて来た」

電車が二人の前で留まった。平岡は二三歩早足に行きかけたが、代助から注意されて已めた。彼の乗るべき車はまだ着かなかったのである。

「子供は惜しい事をしたね」

「うん。可哀想な事をした。その節は又御叮嚀に難有う。どうせ死ぬ位なら生れない方が好かった」

「その後はどうだい。まだ後は出来ないか」

「うん、未だにも何にも、もう駄目だろう。身体があんまり好くないものだからね」

「こんなに動く時は子供のない方が却って便利で可いかも知れない」

「それもそうさ。一層君の様に一人身なら、猶の事、気楽で可いかも知れない」

「一人身になるさ」

「冗談云ってら――それよりか、妻が頻りに、君はもう奥さんを持ったろうか、未だだろうかって気にしていたぜ」