轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
リズムのこうぞう
リズムの構造
中井 正一
「美・批評」1932(昭和7)年9月号
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 7,957 字 · 16 页
ただその内面なる無限の距離に面するのである。ここではすでにリズムの原始形態であり、単に時間的に解釈されたる呼吸、歩み、血はすっかり異なった意味を盛ってくる。いわゆるイキが合う、あるいは呼吸の会得の場合、音楽はすでに拍子だけでは解釈がつかなくなってくる。拍子の内奥によき耳だけが味到せんとする呼吸が内在する。それは腹八分目に吸いたる息を静かに吐くにあたって、その一瞬の極促において経験する阿※(「口+云」、第3水準1-14-87)あるいは世阿弥のいわゆる律呂の意識でもあろう。しかし、その意味の根底にはすでに生理的呼吸を遠く超えて、生そのものを通路として、存在の本質にただちに横超する気分としての本質理解が内在するといわなければならない。存在の理解の Wie を存在現象の Was の中に自己表現的に邂逅すること、そこに仮象存在 Paraexistenz の深い意味がある。そこでは気分は気合ともいわるべき構造をすらもつ。そこでは歩みとは実に白露地への躍進と乗り越え ※(ダイエレシス付きU)berstieg を意味する。スポーツの愉悦の大部分はかかる本質現象の技術的領域における邂逅において理解できる。