轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
ふざいじぬし
不在地主
小林 多喜二
一~十一、十六「中央公論」1929(昭和4)年11月号、十二~十五(「戦い」の表題で。)「戦記」1929(昭和4)年12月号
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 69,990 字 · 141 页
、農場に残る「連絡委員」の決定、――この争議を岸野農場だけのものにせず、他農場も一斉に立つように、たゆまず宣伝、煽動すること、――小樽に於ける情勢の刻々の変化に応じて、報告、示威、糾弾を兼ねた演説会を開くこと、これには農民組合S村支部が主に当ること――等が定められた。
健は小樽へ出て行きたかった。然し連絡委員として残らなければならなかった。――仕事が急に忙がしくなった。「農業倉庫」に入れてある米を、倉荷証券で売り払って、争議資金に充てることにした。
争議団小樽出張委員伴、阿部外十三名は、組合旗、流し旗をたてて小作人に送られた。小樽に出るということが分ると、吉本や武田は周章てて、遠まわしに調停めいたことを云ってきた。
雪は四、五日前から降っていた。満目ただ荒涼とした石狩平野には、硝子クズのように鋭い空ッ風が乾いた上ッ皮の雪を吹きまくっていた。
十二
手を握り合って!
情報、一
吸血鬼・地主岸野と戦わんとして、S村岸野農場小作人代表十五名が、はるばる小樽へ出陣してきた。
直ちに、「農民組合連合会」「争議団」「小樽合同労働組合」とで、
「労農争議共同委員会」