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キリストしんとのなぐさめ
基督信徒のなぐさめ
内村 鑑三
明治二十四年四月十九日いわゆる……「基督信徒のなぐさめ」警醒社書店、1924(大正13)年2月25日改版<br>“If I can put……「基督信徒のなぐさめ」警醒社、1896(明治29)年12月1日<br>自序「基督信徒の慰」警醒社、1893(明治26)年2月25日<br>第二版に附する自序「基督信徒のなぐさめ」警醒社、1893(明治26)年8月14日<br>回顧三十年「基督信徒のなぐさめ」警醒社、1923(大正12)年2月25日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 51,320 字 · 100 页
(三章十一節)と、然り余は今は自己の善行に憑らずして十字架上に現われたる神の小羊の贖罪に頼めり、この信仰こそ余が神の子供たるの証拠なり、キリストを十字に附けしものは悉皆悪人無神論者なりしか、彼の弟子を迫害しながら神に尽くしつつありしと信ぜしものもありしにあらずや、約百の友は彼の不幸艱難を以て彼の悪人たるの証となせり、しかれども神は彼の三人の友に勝りて約百を愛し賜いしにあらずや、衆人の誹毀に対し自己の尊厳と独立とを維持せしむるにおいて無比の力を有するものは聖書なり、聖書は孤独者の楯、弱者の城壁、誤解人物の休所なり、これに依てのみ余は法王にも大監督にも神学博士にも牧師にも宣教師にも抗することを得るなり、余は聖書を捨てざるべし、他の人は彼等に抗せんために聖書を捨て聖書を攻撃せり、余は余の弱きを知れば聖書なる鉄壁の後に隠れ、余を無神者と呼ぶもの、余を狼と称するものと戦わんのみ、何ぞこの堅城を彼らに譲り野外防禦なきの地に立て彼らの無情浅薄狭量固執の矢にこの身を露すべけんや、
With one voice, O world, though thou deniest,