轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
よろこばしきちしき
悦しき知識
深瀬 基寛
――停年講義(昭和三十三年九月十六日)
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 16,972 字 · 33 页
で、私がその翻訳をする時に、その最後にこれでもう決定的という行を、その通り訳してみたんです。ま、日本語の訳だから当っているかどうか分りませんけれど、ともかく日本語になる限りにおいてやってみたんですが、ところが彼のその後に出た詩の全集をあけてみると、又それが変ってるんですね。つまり、又それが気に入らんのですね。その時に又わずかですけれども改めてある。これの張本人が W. B. Yeats。自分の詩を、これはもう、――今度大変な、数千円か一万円もするような Variorum が出たんです。つまり自分の詩を絶えず改めるものですから、どの版にはどうあるということを一々照合して、出来た、大変な本が出たんでありますが、大体詩人というものの今の行き方はですね、科学者の一歩々々前を否定し、前を否定し、つまり霧と闘う、霧とたたかうような行き方に非常に接近して来たのであります。これは非常に面白い現象でありまして、この同じ事実をもっとも早く洞察したのはイギリスのジョン・キーツ、十九世紀の先程のシェリの時代におりましたジョン・キーツが手紙の中に実に面白いことを言っている。