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よろこばしきちしき
悦しき知識
深瀬 基寛
――停年講義(昭和三十三年九月十六日)
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 16,972 字 · 33 页
※(ローマ数字2、1-13-22)
大ざっぱに言うとそういうことになるんですが、このルーイスはですね、それでは、どうも、これは、やっぱりこれは科学本位の詩の考え方じゃないか、真偽の区別は科学にまかせておいて詩人はそれに責任を負わない、詩人といえども何※かの仕方で詩的認識というものを自分の詩の中で提供しているのではあるまいか。という立場から半分はリチャーズの立場に対する反駁でありますが、もう少し現代的な詩観というものを提供したのであります。
※(ローマ数字2、1-13-22)
これは、私は非常に面白いと思うのですが、現代でも私はやはり science and poetry という問題、まァ宗教と詩という問題もありますけれども、あまり範囲をひろげますと、今日暑いのが余計暑うなりますので、まァええ加減できり上げるつもりですけれども、これが依然として問題でありますのは、この問題の取り上げ方が、リチャーズとは大分変ってきているのであります。大体、さっきのシェリ、ワーズワスの時代の defence of poetry はどういうところに立って詩を弁護したかと申しますと、あの時代の Industrial Revolution ――産業革命――です。