轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
にっき
日記
宮本 百合子
28 一九四五年(昭和二十年)
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 6,467 字 · 14 页
八日
商売だから辛棒して下手に出ているのに。そういう心掛だから我が国はこういう有様になったんです」やがて、その下士官は七十円請求された。紙入れから十円札をつかむように出して払った。
雰囲気は沈鬱で息苦しい。自分の坐席の前には背広を着た五十がらみの男と陸軍の肥った満州がえりという鈍感そうな中尉か何か。
小山から通路もめちゃめちゃ、等級もめちゃめちゃになって久喜ではやっと窓から降りた。
久喜で。
伊藤書店から出る雑誌やパンフの話。新日本新聞の話。木原が例によって動いている由。国際経済研究所を木原がやっているとは知らなかった。俺もケレンスキー位にはなれるだろうと云っているとのこと。
杉君、編輯者になってゆく傾向をつよく感じた。そして、抑揚のとぼしい常識的であることも。発育に大切なポイントが精神に欠けている。
八日
てっちゃんに会いたいと思ったがマッカーサー東京進駐というのでやめ。高垣松雄のアメリカ文学史をちょいちょいよんで学ぶところあり。しかしこの本はスタインベック以前 Dark Smile の著者の辺までしかふれていない。
自分は伊藤から出る三十二頁本の一つとして最近数年間に翻訳された「アメリカ文学」