轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
わかいひとたちのいし
若い人たちの意志
宮本 百合子
「新女苑」1951(昭和26)年1月号
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 4,804 字 · 10 页
それは無理もない。学校教育というものが与える最もよいことは、そのひとが一生自分で勉強をつづけてゆけるために必要な勉学というものの「方法」を身につけさせるという点になければならないのに、きょうでは先生たちさえも、まだそこに重点をおいていいのだという自信をもっていない。
だけれども、ただの学校否定に意味ないことを、わかいひとびとの批判は、とりあげている。アナトール・フランスが諷刺したように、空壜のように「行儀よく並んでつぎこまれる」のをおそわるのではなく、学びとる自立的な態度をもとめている。同時に、十代のひとたちの大部分は、ジャーナリズムの場面に出席して語っているひとたちよりも、もっと日本のきょうの一般的な現実に即して生活しているし、自主的な未来の生活設計に腐心しているという事実をあげて、率直に自然にかかれていた。
十代のひとびとの人生に、アルバイトがはいって来ている。それは不思議でないことになった。おとめは、夢のうちに生きず、現実に、人間の女性としての可能をためそうとしつつある。その態度にこそ、新鮮な十代のほこりと美とがある。おとな対十代のひとという古い関係で見ることはなくならなければならない。