轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ちかごろのわだい

近頃の話題

宮本 百合子

「東京日日新聞」1937(昭和12)年7月17~21日号

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 6,932 字 · 14 页

青空文庫

先頃帝国芸術院が出来、顔ぶれがきまった時、その一員となった或る文学者の近親が、勅任官待遇で野たれ死にしたら面白いことだね、という意味をいったそうである。そういう一言はピンと誰の胸にも来る。そういう現実の中では読者の興味も極めて具体的な面をもっているのである。

「作家」という名詞の内容

やはり『文芸』の八月号を見ていて感ずることであるが、雑誌の編輯というものも、面白いような妙なようなものである。この一つの雑誌に、「スタアリン治下の文学と作家生活」という座談会記事があり、ユウジン・リオンスという人の「ソヴィエトの作家」という文章があり、創作の頭には勝野金政という人物の「モスクワ」という二百五十枚の小説がのっている。

アグネス・スメドレイ女史のルポルタアジュ「馬」は、単純に書かれた短いものであるが、中国の今日の作品から遠くおかれている読者に、魯迅の短篇や「阿Q正伝」に描かれている村の出来事や人物とは異った出来事、人物の活躍が、単純素朴な形で今日の中国の農村におこりつつあることを物語っている。

雑誌の内容についてはあくまで読者の判断にまかせられているのであろうが、そうとすれば今日の読者はいわば相当判断力を試めされかつ鍛えられている次第だと思う。