轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

あるニュー・フェイスへのてがみ

あるニュウ・フェイスへの手紙

岸田 国士

「演劇 第一巻第一号~第七号」1951(昭和26)年6月1日~12月1日、「演劇 第二巻第一号~第二号」1952(昭和27)年1月1日~2月1日

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 49,146 字 · 96 页

青空文庫

と、教えてくれました。なるほど、その後、そういう計画だけは進められたようです。

今から思うと冷汗ものですが、僕がフランスの芝居を勉強する以上、日本の芝居についてひと通りの知識はもっているのが当り前なのに、そっちの勉強はまったくといっていいくらいしていないので、若し、ジイドなりジューヴェなりに、立ち入った質問でもされたら、おそらくしどろもどろだったろうと思います。

ジューヴェも、まだその頃は、日本のことまでは手が届かなかったのでしょう。能の話はそれっきり出ませんでした。しかし、彼のような真の舞台芸術家に、一度日本の芝居をみせて、なんと言うかを聞きたいものでした。

ジューヴェは、ヴィユウ・コロンビエ座時代を通じ、俳優としては、可なり長い間、そんなに目立った存在ではなく、どちらかといえば、役柄のごく狭い、風変りな持ち味で、ある種の舞台を面白くするという程度の関心のもたれ方をしていたのですが、ヴィユウ・コロンビエ座の解散に当り、彼は、コポオの後継者として、新たに同志を募り、その首脳の地位につくとともに、ヴィユウ・コロンビエ座以来親しくなっていたジュウル・ロマンが、彼のために、戯曲「クノック」