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それから
それから
代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页
十六
彼は今まで父に対して己れの四半分も打ち明けてはいなかった。その御蔭で父と平和の関係を漸く持続して来た。けれども三千代の事だけは始めから決して隠す気はなかった。自分の頭の上に当然落ちかかるべき結果を、策で避ける卑怯が面白くなかったからである。彼はただ自白の期に達していないと考えた。従って三千代の名はまるで口へは出さなかった。父は最後に、
「じゃ何でも御前の勝手にするさ」と云って苦い顔をした。
代助も不愉快であった。然し仕方がないから、礼をして父の前を退がろうとした。ときに父は呼び留めて、
「己の方でも、もう御前の世話はせんから」と云った。座敷へ帰った時、梅子は待ち構えた様に、
「どうなすって」と聞いた。代助は答え様もなかった。
十六
翌日眼が覚めても代助の耳の底には父の最後の言葉が鳴っていた。彼は前後の事情から、平生以上の重みをその内容に附着しなければならなかった。少なくとも、自分だけでは、父から受ける物質的の供給がもう絶えたものと覚悟する必要があった。代助の尤も恐るる時期は近づいた。父の機嫌を取り戻すには、今度の結婚を断るにしても、あらゆる結婚に反対してはならなかった。