轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

『わがはいはねこである』じょうへん

吾輩は猫である

夏目 漱石

一只没有名字的猫,蹲在主人身边看尽人间百态,吐槽起来比人类还犀利。跟着它的眼睛,你会发现这个世界有多荒唐又有趣。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 322,123 字 · 643 页

青空文庫

と自分の恥を人間一般の恥のように公言した。

「そら、そう云う人が現にここにいるからたしかなものだ。だから僕の先刻述べた文明の未来記を聞いて冗談だなどと笑うものは、六十回でいい月賦を生涯払って正当だと考える連中だ。ことに寒月君や、東風君のような経験の乏しい青年諸君は、よく僕らの云う事を聞いてだまされないようにしなくっちゃいけない」

「かしこまりました。月賦は必ず六十回限りの事に致します」

「いや冗談のようだが、実際参考になる話ですよ、寒月君」と独仙君は寒月君に向いだした。「たとえばですね。今苦沙弥君か迷亭君が、君が無断で結婚したのが穏当でないから、金田とか云う人に謝罪しろと忠告したら君どうです。謝罪する了見ですか」

「謝罪は御容赦にあずかりたいですね。向うがあやまるなら特別、私の方ではそんな慾はありません」

「警察が君にあやまれと命じたらどうです」

「なおなお御免蒙ります」

「大臣とか華族ならどうです」

「いよいよもって御免蒙ります」

「それ見たまえ。昔と今とは人間がそれだけ変ってる。昔は御上の御威光なら何でも出来た時代です。その次には御上の御威光でも出来ないものが出来てくる時代です。