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にほんプロレタリアぶんかれんめい『はたらくふじん』をまもれ!

日本プロレタリア文化連盟『働く婦人』を守れ!

宮本 百合子

「働く婦人」1932(昭和7)年4月号

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 3,172 字 · 7 页

青空文庫

「働く婦人の夕べ」は、この目的のためにも、わたしら働く婦人にとっては忘られない日本ではじめての催しだったのです。

ところが、所管署築地警察署では、「働く婦人の夕べ」の集会届けも余興の興行届けもちゃんと手続を経て受けつけ、許可しておきながら、いよいよその日になって開会の辞を中條百合子が一分ばかり話したら、中止! 解散を命ず! と襲って来た。中條百合子が「今日ここに集っていらっしゃるみなさんを見ても若い方が多い。お婆さんは」と云いかけたら、いきなり中止! 解散! です。すぐ司会者が舞台の上から「集会は解散になりましたが、余興は別に許可されていますから、すぐそちらにうつります。皆さん、帰らないで下さい」と大きな声で告げた。すると築地署の臨監が「公安に害ありと認め興行届認可を取消す」と怒鳴った。まだ歌一つうたいもしないうちに、何が公安に害ありでしょう! 余りいわれない弾圧だ。若い婦人が大部分を占める聴衆は坐席から立ち上りはしたが動こうとはしない。警官がそれを邪険に追い立てて散らしている。

「働く婦人の夕べ」準備委員会はすぐ抗議団として、弁護士布施辰治、司会者等を築地署へ抗議のために送った。