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にっき

日記

宮本 百合子

30 一九四七年(昭和二十二年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 11,669 字 · 24 页

青空文庫

十三日

Sのmへの反感は肉体的反撥だ。しんにそういうSの側のものがある。何とかしなければいけない。仕様のなくなる迄放り出しておくしかない、というmの方法は当っているかどうか。

古在さんのところでも寄食生活のためにあれだけ神経をつかうなら、その努力で何か別のことをしたらよかろう、と思う、と。みんながそう感じているのだ。食べるものをよいのをたべるとか、党のデマのようなことまで云った由。

のし紙50 Yへやるお礼のしゃぼん30円×7=210 竹のいい耳かき1円 脱脂綿20

十三日(水)

きのうの『読売』に国鉄のフラクションの頭の方が全部箇有名詞を並べてかいてあった。水曜会出席者某々すべて。

きょうは水曜日、どういう話をそれについてしているだろう。

共産党が合法となった。それとあけっぱなしとは同じだろうか。

朝七時半(この頃きまり)八時頃飯。あとちょっとこんなことをしてすこし横になる。

体の軽さを感じるのは久しぶり。頭はしかしまだすこし疲れやすい。きのう出かけ、夜Yとすこし話し。きょう、ねむい。体の方がかるくて頭はねむい。これではまだまだ。ねばって二十日まで仕事にかからないようにしようと思う。