轻松读懂日语经典作品
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きりゅうつうしん
桐生通信
「読売新聞 第二七七五五号~第二八〇二五号」1954(昭和29)年3月11日~12月6日
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 16,394 字 · 33 页
しかしフハイダラクの底をついた現代はかかる大政治家を生み育てる温床ともなりうる時代なのである。歴史がそう語っている。しかし日本だけはフハイダラクのしっ放しの感なきにしもあらずか。
スコア屋でないゴルフ
足利市に東京繊維という工場がある。その庭では野球やサッカーと一緒にゴルフもやれるようになっている。といったところで、もともと工場の庭にすぎないのだから、全部で高校の運動場ぐらいの広さしかない。そこへ百五十ヤードを筆頭に、百ヤード前後のコースを六つもつくっているのだ。それでもアプローチという近距離の打ち方やバンカーという障害物からの打つけいこはできるから、私も仲間にいれてもらった。この会費は月に二百円である。
三時のポーが鳴ると工員たちが手に手にゴルフの棒を三本ないし一本握ってかけつける。三、四名ずつそれぞれの芝生をとりまいて、近距離打と芝生の穴へタマをころがしこむ練習をはじめる。全力でかっとばすには先生についてフォームを習う必要があるが、このコースではその必要がない。なまじ私などがかっとばすと障害に落ちる率が多いのだ。彼らははじめからころがす。