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わたしのりれきしょ
浅沼稲次郎 私の履歴書ほか
浅沼 稲次郎
浅沼稲次郎『浅沼稲次郎 私の履歴書ほか』。同一底本的分册已合并为一书。收入:私の履歴書、浅沼稲次郎の三つの代表的演説、まあまあ居士の弁。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 46,264 字 · 91 页
この当時の社会党はいわゆる与党であり、私は党務の責任者だ。野党慣れした私が当時の野党であった自由党に対抗、法案通過や、不信任案の否決に努力したり、とかく勝手の違った感じで苦労した。西尾官房長官に不信任案が出たときも、党内の左派が同調の動きをみせたので、これをまとめて否決するのに苦労した。
やがて与党の書記長にも別れる時がきた。二十四年春社会党は第一党の百四十三名から一挙に四十八名に転落、委員長の片山前首相も落選する大事件が起きた。私はこの敗戦の責任を問われ、続く大会では鈴木現社会党委員長と書記長を争って大敗を喫し、組織局長に格下げになった。組織局長は一年で辞め、鈴木委員長実現とともにまた書記長にもどったが、社会党はこれから分裂、統一をくり返し、書記長として党内をとりまとめるのに非常に苦労をした。
書記長の仕事は中央執行委員会の取りまとめの主任務のほかに、演説の要請があれば出ていく、国会対策にも足もふみ込むなど非常に忙しい。党務がいつも主であるから、家庭のことは二の次にされる。
二十五年の一月、早稲田大学講堂で党大会が開かれたが、その会場に父の死が知らされた。