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「ふんしょじだい」のしゅつげん

論理とその実践――組織論から図書館像へ――

中井 正一

中井正一『論理とその実践――組織論から図書館像へ――』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「焚書時代」の出現、生まれ変った赤坂離宮、国立国会図書館について、知識と政治との遊離、地方文化運動報告、図書館法楽屋話、図書館法の成立、野に山にかかる虹の橋、民族の血管、「良書普及運動」に寄せて、機構への挑戦、巨像を彫るもの、国立国会図書館、集団文化と読書、実践について、組織としての図書館へ、地方の青年についての報告、聴衆0の講演会、図書館法ついに通過せり、図書館法と出版界、歴史の流れの中の図書館。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 57,021 字 · 120 页

青空文庫

新協の『雷雨』を県下の五カ所に取ることの出来た労働者の組織は、意識革命進行の具体的な一つの実験であった。六十人の労働者の真中に立って舞台装置を作った深夜の小学校の講堂の情況など、私には一生忘れえない思い出となった。

知事選挙戦に彼等は私を推して現知事と一対一の戦を挑ましめて、僅か三万円の運動費で二十九万二千票を集めてくれた。

聴講者0の講演会場で、母と二人のみ在ったあの日、どうして、三十万の人々の顔を想像できたであろう。

それは、私にとって現つの奇蹟の連続であったが、しかし辿り辿ってみれば、文化的知識の科学的簡単化と堅牢化が、今正に欠けていること、このことの流れ作業的組織が、飢えに飢えられていることの一つの具体的な実験としてここに記録したいのである。