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「ふんしょじだい」のしゅつげん
論理とその実践――組織論から図書館像へ――
中井 正一
中井正一『論理とその実践――組織論から図書館像へ――』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「焚書時代」の出現、生まれ変った赤坂離宮、国立国会図書館について、知識と政治との遊離、地方文化運動報告、図書館法楽屋話、図書館法の成立、野に山にかかる虹の橋、民族の血管、「良書普及運動」に寄せて、機構への挑戦、巨像を彫るもの、国立国会図書館、集団文化と読書、実践について、組織としての図書館へ、地方の青年についての報告、聴衆0の講演会、図書館法ついに通過せり、図書館法と出版界、歴史の流れの中の図書館。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 57,021 字 · 120 页
更に、図書購入においても、出版の協会との連絡で、いろいろの文庫を設けて、基本図書、青少年婦人等々の購入連絡網を確立しなければならない。
野や、山や、海辺にいる可愛い少年達、青年達の手の中に、好い本をもたせてやりたい。本を一杯彼等の眼前に、あふれるようにつみあげてやりたい。
そして、本に飢えているあのつぶらな瞳をキラキラと輝かせてやりたい。
都会にあふれているこの本を、遙かに遙かに野に山に、美事な抛物線を描いて間断なく投げてやりたい。
私達は、野に山に、この虹のように美しい橋を都会から、田舎へとかけ渡さなくてはならない。そしてその虹の橋は、間断なき流れをもって流されていなければならない。
図書館が一つの網として、「はたらき」の網として、重々無尽の映し合う露々の玉として輝くとき、それははじめて生きてくるのである。
大きく弧を描く、蒼空の虹のように、図書館は深々とその足を野山の中に降ろすことができるのである。
本の交流において、整理のカードの流れにおいて、お互いに図書館教養の充たしかたにおいて、常に一貫した流れが滞ることなき関連において、爽かに音を立てていなければならない。