轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

「ふんしょじだい」のしゅつげん

論理とその実践――組織論から図書館像へ――

中井 正一

中井正一『論理とその実践――組織論から図書館像へ――』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「焚書時代」の出現、生まれ変った赤坂離宮、国立国会図書館について、知識と政治との遊離、地方文化運動報告、図書館法楽屋話、図書館法の成立、野に山にかかる虹の橋、民族の血管、「良書普及運動」に寄せて、機構への挑戦、巨像を彫るもの、国立国会図書館、集団文化と読書、実践について、組織としての図書館へ、地方の青年についての報告、聴衆0の講演会、図書館法ついに通過せり、図書館法と出版界、歴史の流れの中の図書館。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 57,021 字 · 120 页

青空文庫

地方の青年についての報告

十万の労働者が月十銭の会費で、労働文化協会を組織しているんだというと、誰でもほんとか、といって驚く。広島県ではこの夢のような組織が、十一月で一年の誕生日を迎えようとしている。

この協会が夏期大学をやろうとして、二十一名の大学教授連を二十二カ町村へ送り込もうと計画した時は、何か私は、大海戦にでもぶつかるように腹の底で煮えるものがあった。

計画の噂さが村から村へ伝わると、いろいろの青年が私のところへやって来た。瀬戸内海の小さな田島の漁村から二名の青年がやって来た。そして、私達の計画の中の平野義太郎、羽仁五郎をよこしてくれという。

「青年のメンバーは何人位いるんだ」「今のところ二十五名です」という。しかも、一コースの六名の講師三日間をソックリよこせといってきかないのである。少し無茶な話なのである。しかも、鰯が来襲したら聴衆はなくなるというのである。それでも、「私達漁村に先生達が一週間位いて研究して下さるべきでしょう」といって承知しないのである。

私は「ようし、漁村の青年組織を一度実験の中にぶち込んでやろう」と考えたのである。「よし。講師の費用はこちらが全部持ってやるから、講師にうんと魚を喰わしてくれ」