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もん
門
宗助在秋日午后躺着发呆,和妻子有一搭没一搭聊天,平淡的日子下好像藏着说不出口的秘密。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 139,830 字 · 278 页
その上宗助はある事情のために、一年の時京都へ転学したから、朝夕いっしょに生活していたのは、小六の十二三の時までである。宗助は剛情な聴かぬ気の腕白小僧としての小六をいまだに記憶している。その時分は父も生きていたし、家の都合も悪くはなかったので、抱車夫を邸内の長屋に住まわして、楽に暮していた。この車夫に小六よりは三つほど年下の子供があって、始終小六の御相手をして遊んでいた。ある夏の日盛りに、二人して、長い竿のさきへ菓子袋を括り付けて、大きな柿の木の下で蝉の捕りくらをしているのを、宗助が見て、兼坊そんなに頭を日に照らしつけると霍乱になるよ、さあこれを被れと云って、小六の古い夏帽を出してやった。すると、小六は自分の所有物を兄が無断で他にくれてやったのが、癪に障ったので、突然兼坊の受取った帽子を引ったくって、それを地面の上へ抛げつけるや否や、馳け上がるようにその上へ乗って、くしゃりと麦藁帽を踏み潰してしまった。宗助は縁から跣足で飛んで下りて、小六の頭を擲りつけた。その時から、宗助の眼には、小六が小悪らしい小僧として映った。
二年の時宗助は大学を去らなければならない事になった。