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かまをきずいてしりえたこと
魯山人陶説
北大路 魯山人
北大路魯山人『魯山人陶説』。同一底本的分册已合并为一书。收入:窯を築いて知り得たこと、瀬戸・美濃瀬戸発掘雑感、魂を刳る美、陶芸家を志す者のために、なぜ作陶を志したか、日本のやきもの、私の作陶体験は先人をかく観る、私の陶器製作について、愛陶語録、河井寛次郎近作展の感想、河井寛次郎氏の個展を観る、陶器個展に観る各作家の味、掘出しは病気の元。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 46,780 字 · 98 页
さてこの態度なるものを矜持するものの手からは何が生まれる、何を根拠にしてスタートしているかであるが、これは簡単に時の流れ、現代の空気と片付ける他はないようである。
従って現代の趣味のすべてが表現している通り、洋風取り入れ趣味をもって歩調を合わすところのものである。伝統の日本趣味にはおさらばをしているところのものである。これを一部の人は創作と呼称している。日本画に於ても、これと同様な事が見受けられて苦笑する他ない現状である。
だが世の中を広く深く体験しない年若の人々の趣味には、これが好賞されるのは蓋し当然の帰結であろう。この故を知るに由ない茶道人の嫌忌を購うのも無理ないが、茶道人が、この種新人から時代遅れをもって扱われる悲劇も、已むを得ぬ帰結と言えよう。
かくして、以上の作者たちは、新人への嗜好に投ぜんことをモットーに、新工夫の苦心を進めている状態である。即ち、新舞踊の姿である。新舞踊はどう考えてもお能ではない。碧い眼を濾過した怪日本である。それかと言って、必ずしも出鱈目でもないのである。
曰ク朝鮮、曰ク丹波、曰ク瀬戸、曰ク九州と、あるいは西洋と拠るところ少なしとしない。