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シシド

SISIDO

宮本 百合子

「宮本百合子全集 第十八巻」新日本出版社、1981(昭和56)年5月30日

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 1,678 字 · 4 页

青空文庫

○手帖、(やすものの人造皮の表紙)

その間から新聞の切抜

カスト ダア

カストする(歯車でも何でも)そのキカイとカストとを二つながら製造する目ろみ、

○「まだ関西にもこれはないそうですから いろいろ研究しているんです、しらんぷりして。」

○女房には「話しません、空手形はださない」

〔欄外に〕

昨年会ったときから見ると すっかり壮年的になっている。

三十四歳。

○「夜店の大学を出たって平気ですよ」

○「つよい一面によわい」

「病気しませんねえ、相変らずコマコマしているが」

岩手の農民の息子

北海道の鉱山

父 事務所

兄 シキに入る

自分小学を出た位のとき トランセントをかついで山を歩く。

十七の年上京、小学二三年上の友達をたよって。くうに困って親に手紙を書いたら 親類教えてくれる

「親類があったんですよ」

砲兵工廠につとめている。一年半ばかりゴロゴロ

そこの妻君の兄のところへうつる、

そこはい難いので夜だけ富士製紙のパルプをトラックにつんで運搬した、人足 そしたら内になり 足の拇指をつぶし紹介されて愛婦の封筒書きに入り居すわり六年(六十円)法政を出る、「あすこへ入らなかったら本当の職工でぐれちゃったかもしれませんね」