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それから

それから

夏目 漱石

代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页

青空文庫

ところが代助には梅子の腹がよく解っていた。解れば解る程激する気にならなかった。そのうち話題は金を離れて、再び結婚に戻って来た。代助は最近の候補者に就て、この間から親爺に二度程悩まされている。親爺の論理は何時聞いても昔し風に甚だ義理堅いものであったが、その代り今度はさ程権柄ずくでもなかった。自分の命の親に当る人の血統を受けたものと縁組をするのは結構な事であるから、貰ってくれと云うんである。そうすれば幾分か恩が返せると云うんである。要するに代助から見ると、何が結構なのか、何が恩返しに当るのか、まるで筋の立たない主張であった。尤も候補者自身に就ては、代助も格別の苦情は持っていなかった。だから父の云う事の当否は論弁の限にあらずとして、貰えば貰っても構わなかった。代助はこの二三年来、凡ての物に対して重きを置かない習慣になった如く、結婚に対しても、あまり重きを置く必要を認めていなかった。佐川の娘というのは只写真で知っているばかりであるが、それだけでも沢山な様な気がした。――尤も写真は大分美くしかった。――従って、貰うとなれば、そう面倒な条件を持ち出す考も何もなかった。