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それから
それから
代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页
代助は時々橋の真中に立って、欄干に頬杖を突いて、茂る葉の中を、真直に通っている、水の光を眺め尽して見る。それからその光の細くなった先の方に、高く聳える目白台の森を見上てみる。けれども橋を向うへ渡って、小石川の坂を上る事はやめにして帰る様になった。ある時彼は大曲の所で、電車を下る平岡の影を半町程手前から認めた。彼は慥にそうに違ないと思った。そうして、すぐ揚場の方へ引き返した。
彼は平岡の安否を気にかけていた。まだ坐食の不安な境遇に居るに違ないとは思うけれども、或はどの方面かへ、生活の行路を切り開く手掛りが出来たかも知れないとも想像してみた。けれども、それを確める為に、平岡の後を追う気にはなれなかった。彼は平岡に面するときの、原因不明な一種の不快を予想する様になった。と云って、ただ三千代の為にのみ、平岡の位地を心配する程、平岡を悪んでもいなかった。平岡の為にも、やはり平岡の成功を祈る心はあったのである。
こんな風に、代助は空虚なるわが心の一角を抱いて今日に至った。いま先方門野を呼んで括り枕を取り寄せて、午寐を貪ぼった時は、あまりに溌溂たる宇宙の刺激に堪えなくなった頭を、出来るならば、蒼い色の付いた、深い水の中に沈めたい位に思った。