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それから
それから
代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页
そうして、今の自分に取っては、この没論理の状態が、唯一の事実であるから仕方ないと思った。かつ、この事実と衝突する論理は、自己に無関係な命題を繋ぎ合わして出来上った、自己の本体を蔑視する、形式に過ぎないと思った。そう思って又椅子へ腰を卸した。
それから三千代の来るまで、代助はどんな風に時を過したか、殆んど知らなかった。表に女の声がした時、彼は胸に一鼓動を感じた。彼は論理に於て尤も強い代りに、心臓の作用に於て尤も弱い男であった。彼が近来怒れなくなったのは、全く頭の御蔭で、腹を立てる程自分を馬鹿にすることを、理智が許さなくなったからである。がその他の点に於ては、尋常以上に情緒の支配を受けるべく余儀なくされていた。取次に出た門野が足音を立てて、書斎の入口にあらわれた時、血色のいい代助の頬は微かに光沢を失っていた。門野は、
「此方にしますか」と甚だ簡単に代助の意向を確めた。座敷へ案内するか、書斎で逢うかと聞くのが面倒だから、こう詰めてしまったのである。代助はうんと云って、入口に返事を待っていた門野を追い払う様に、自分で立って行って、縁側へ首を出した。三千代は縁側と玄関の継目の所に、此方を向いてためらっていた。