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それから
それから
代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页
代助は此所まで述べてみたが、元来が御世辞の上に、云う事があまり書生らしいので、自分の内心には多少滑稽に取れる位、気が乗らなかった。平岡はその返事に、
「いや難有う」と云っただけであった。別段腹を立てた様子も見えなかったが、些とも感激していないのは、この返事でも明かであった。
代助は少々平岡を低く見過ぎたのに耻じ入った。実はこの側から、彼の心を動かして、旨く油の乗った所を、中途から転がして、元の家庭へ滑り込ませるのが、代助の計画であった。代助はこの迂遠で、又尤も困難の方法の出立点から、程遠からぬ所で、蹉跌してしまった。
その夜代助は平岡と遂に愚図々々で分れた。会見の結果から云うと、何の為に平岡を新聞社に訪ねたのだか、自分にも分らなかった。平岡の方から見れば、猶更そうであった。代助は必竟何しに新聞社まで出掛て来たのか、帰るまでついに問い詰めずに済んでしまった。
代助は翌日になって独り書斎で、昨夕の有様を何遍となく頭の中で繰り返した。二時間も一所に話しているうちに、自分が平岡に対して、比較的真面目であったのは、三千代を弁護した時だけであった。けれどもその真面目は、単に動機の真面目で、口にした言葉はやはり好加減な出任せに過ぎなかった。