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それから

それから

夏目 漱石

代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页

青空文庫

用は囲碁の招待か何かで返事にも及ばない程簡略なものであったが、楚水さんに留められて、色々話しているうちに遅くなって、日の暮れる一時間程前に漸く寺を出た。その日は何か祭のある折で、市中は大分雑沓していた。二人は群集のなかを急いで帰る拍子に、ある横町を曲ろうとする角で、川向いの方限りの某というものに突き当った。この某と二人とは、かねてから仲が悪かった。その時某は大分酒気を帯びていたと見えて、二言三言いい争ううちに刀を抜いて、いきなり斬り付けた。斬り付けられた方は兄であった。已を得ずこれも腰の物を抜いて立向ったが、相手は平生から極めて評判のわるい乱暴ものだけあって、酩酊しているにも拘わらず、強かった。黙っていれば兄の方が負ける。そこで弟も刀を抜いた。そうして二人で滅茶苦茶に相手を斬り殺してしまった。

その頃の習慣として、侍が侍を殺せば、殺した方が切腹をしなければならない。兄弟はその覚悟で家へ帰って来た。父も二人を並べて置いて順々に自分で介錯をする気であった。ところが母が生憎祭で知己の家へ呼ばれて留守である。父は二人に切腹をさせる前、もう一遍母に逢わしてやりたいと云う人情から、すぐ母を迎にやった。