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それから

それから

夏目 漱石

代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页

青空文庫

何ですか、先生は御存じなんですか」

「僕も知らないさ。知らないけれども、今の人間が、得にならないと思って、あんな騒動をやるもんかね。ありゃ方便だよ、君」

「へえ、そんなもんですかな」と門野は稍真面目な顔をした。代助はそれぎり黙ってしまった。門野はこれより以上通じない男である。これより以上は、いくら行っても、へえそんなもんですかなで押し通して澄ましている。此方の云うことが応えるのだか、応えないのだかまるで要領を得ない。代助は、其所が漠然として、刺激が要らなくって好いと思って書生に使っているのである。その代り、学校へも行かず、勉強もせず、一日ごろごろしている。君、ちっと、外国語でも研究しちゃどうだなどと云う事がある。すると門野は何時でも、そうでしょうか、とか、そんなもんでしょうか、とか答えるだけである。決して為ましょうという事は口にしない。又こう、怠惰ものでは、そう判然した答が出来ないのである。代助の方でも、門野を教育しに生れて来た訳でもないから、好加減にして放って置く。幸い頭と違って、身体の方は善く動くので、代助はそこを大いに重宝がっている。代助ばかりではない、従来からいる婆さんも門野の御蔭でこの頃は大変助かる様になった。