轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

それから

それから

夏目 漱石

代助醒来时,脑海里悬着一块木板,随脚步声消失。他总在半夜按着胸口数心跳,思考这跳动的生命到底意味着什么。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 172,794 字 · 347 页

青空文庫

御苦労さま」と云って、又通りへ出た。

神田へ来たが、平岡の旅宿へ寄る気はしなかった。けれども二人の事が何だか気に掛る。ことに細君の事が気に掛る。ので一寸顔を出した。夫婦は膳を並べて飯を食っていた。下女が盆を持って、敷居に尻を向けている。その後から、声を懸けた。

平岡は驚ろいた様に代助を見た。その眼が血ばしっている。二三日能く眠らない所為だと云う。三千代は仰山なものの云い方だと云って笑った。代助は気の毒にも思ったが、又安心もした。留めるのを外へ出て、飯を食って、髪を刈って、九段の上へ一寸寄って、又帰りに新宅へ行ってみた。三千代は手拭を姉さん被りにして、友禅の長襦袢をさらりと出して、襷がけで荷物の世話を焼いていた。旅宿で世話をしてくれたと云う下女も来ている。平岡は縁側で行李の紐を解いていたが、代助を見て、笑いながら、少し手伝わないかと云った。門野は袴を脱いで、尻を端折って、重ね箪笥を車夫と一所に座敷へ抱え込みながら、先生どうです、この服装は、笑っちゃ不可ませんよと云った。

翌日、代助が朝食の膳に向って、例の如く紅茶を呑んでいると、門野が、洗い立ての顔を光らして茶の間へ這入って来た。