轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

しこんぞめについて

ポラーノの広場

宮沢 賢治

宮沢賢治『ポラーノの広場』。同一底本的分册已合并为一书。收入:紫紺染について、泉ある家、十六日、手紙 一、手紙 三、手紙 二、手紙 四、サガレンと八月、バキチの仕事。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 22,934 字 · 50 页

青空文庫

学生は地図を渡しながら云われた通りしきいに腰掛けてしまった。おみちはすぐ台所の方へ立って行って手早く餅や海藻とささげを煮た膳をこしらえて来て、

(おあが※な※え)と云った。

(こいつあ水車じゃありませんや。前じきそこにあったんですが掛手金山の精錬所でさ。)(ああ、金鉱を搗くあいつですね。)(ええ、そう、そう、水車って云えば水車でさあ。ただ粟や稗を搗くんでない金を搗くだけで。)(そしてお家はまだ建たなかったんですね、いやお食事のところをお邪魔しました。ありがとうございました。)

学生は立とうとした。嘉吉はおみちの前でもう少してきぱき話をつづけたかったし、学生がすこしもこっちを悪く受けないのが気に入ってあわてて云った。(まあ、ひとつおつき合いなさい。ここらは今日盆の十六日でこうして遊んでいるんです。かかあもせっ角拵えたのお客さんに食べていただかなぃと恥かきますから。)(おあがんな※え。)おみちも低く云った。

学生はしばらく立っていたが決心したように腰をおろした。(そいじゃ頂きますよ。)(はっは、なあに、こごらのご馳走てばこったなもんでは。そうするどあなだは大学では何のほうで。