轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

たいしょうじゅうにねんくがつついたちよりのとうきょう・よこはまかんたいしんかさいについてのきろく

大正十二年九月一日よりの東京・横浜間大震火災についての記録

宮本 百合子

「宮本百合子全集 第十八巻」新日本出版社、1981(昭和56)年5月30日

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 9,429 字 · 19 页

青空文庫

自転車に日比谷でぶつかり、足袋裸足となる。

十一日

大学のかえりA林町により、歩き青山に戻る。石井に五十円やる。

十二日

さい弟を訪ね北千住に行く。(晴)

女、前の、夜番。

二十三日

(倉知へ一寸より道ちゃんと行く)

みな安積から帰る。大宮から自動車で来、やけ跡も見ない故か、ふわふわたわいない心持。

二十四日

夜からひどいひどい雨、まるで吹きぶりでひとりでにバラックや仮小屋のひとの身の上を思いあわれになる。A午頃福井からかえった由 林町に居て知らず。古川氏にたのまれた原稿を書く。

二十五日

ひどい雨、英男朝四時頃、岡部氏に行きがけ青山に原稿を届けてくれる。A一緒にかえる。自分夕方Aとかえり、夜原稿が不満なのでなおす。

二十六日

古川氏の原稿をしまう。とりに来ず。違約か。午後縫いものを始む。

二十七日

罹災民に送ろうと思う着物縫いにかかる。殆ど一日。処々へ見舞。

甲府の渡辺貴代子氏来罹災民への衣類寄附の為、三宅やす子、奥むめおその他と集ってしようと云う。主旨賛成、但、彼女の粗野なべらんめえ口調にはほとほと参ってしまった。

二十八日

英男縫いものの材料としてまとめて置いたぼろを持って来てくれた。