轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

『しょうしょ』のこうとうひひょう

『尚書』の高等批評

白鳥 庫吉

特に堯舜禹に就いて

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 4,123 字 · 8 页

青空文庫

又九州の土色をいふに、白赤黄青黒等を以てしたるは、五行の數によれるを推すべく、禹に玄圭を賜へりとあるは、禹が治めたる水に縁ある黒色に基けるものならん。この他四岳の如きも實は五岳の思想と同一なるものにて、中央の王座たる一つを省きたるものなるべく、漢民族の山岳崇拜の思想と五行思想の抱合ならんか。

以上の他、易及び陰陽思想の影響と見らるゝものは少からず。例へば八元八※(「りっしんべん+豈」、第3水準1-84-59)の如きは易の八卦の思想にして、舜に二女を賜ふとあるは、『史記』卷一、五帝本紀には九男二女とありて女には偶數(陰)の最小なるを撰び、男には奇數(陽)の最大なるをあげしもの也。堯が在位七十歳、舜は五十歳といへる如きも陽數を尚ぶ思想より來れるものにして、之を實數として考ふるは蓋し妥當に非ざるべし。又かの夏が田五十歩を民に貸し貢法によりて租を取り、殷が田七十歩を民に與へて助法を行ひしといへるも亦、同一思想に胚胎するものと見るべし。

かく見來れば禹貢も亦、歴史的地理的事實を傳ふるものとは考ふ可らざる也。禹貢は支那全部を井田に分ちたるものにして、易の思想によりて太陽の數九を以てしたる也。