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ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
在线阅读高木 敏雄《比較神話学(ひかくしんわがく)》,假名注音日语阅读。JLPT N2,点词查义。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 177,624 字 · 348 页
此によりて、羽衣の「羽」の義は明なり。即ち天女の羽衣は、鳥の翼にして、其羽衣なくして飛去り能わざるは、鳥の翼なくして飛ぶ能わざるなり。若し此形を以て、羽衣説話の最原始の形なりとせば、之より謡曲に見ゆる最後の形を取るに、至るまでには、少くとも、二個の階段を経過せざる可からざりしなり。地上の怪鳥が、上界の天女となる、その一なり、天女が神仙界に入りて、月宮殿の侍女となる、その二なり。然れども、此説話は、如何にして生ずるに至りしや。如何に之を解釈す可きや。茲に試みられし、二個の解釈あり。其一は之を人類学的解釈と名づけ、其二は之を、心理学的解釈と名づく可し。
所謂人類学的解釈はラングの取れる方法なり。ラングは先ず、『吠※(「こざとへん+施のつくり」、第4水準2-91-67)』に見えたる、ウルヴシとプルラヴァスの説話に関して、言語学派の試みし解釈を非難して、凡て此程の説話は、未開時代に於て、配偶者間に存する、厳重なる風習の結果として、生ぜしものなることを主張し、或条件の下に結合したる配偶者の一方が、其条件を履行せざるより、両者の分離を来すものなりと説明し、其証として、現今の未開人民の間に存する、配偶者の種々の厳重なる風習を挙げ、屡ば争論の点となりたる、「サンスクリット」