轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
ちょうないのにてんさい
町内の二天才
「キング 第二九巻第一四号」1953(昭和28)年12月1日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 12,836 字 · 26 页
正坊が勝ったら、キサマ、どうする。ただカンベンして下さいだけじゃアすまないぞ」
「アア、すまないとも。その折はチンドン屋を先頭に立てて、魚屋の金太郎はキチガイでござんす、という旗を立てて、オレが市内を三べん廻って歩かアな」
「よし。承知した。日曜につれてこい」
話がきまったから、金サンは牛肉屋の二階広間を予約して、当日華々しく対局を行う手筈をたてたのである。
戦おわりぬのこと
いよ/\対局の当日になったが、こまったことには、この日は少年野球の準々決勝があって、ちょうど午後の試合に長助が出場するのである。おまけに相手チームには石田という県下第一と評判の高い投手がいる。
「どうも、変だな。長助の評判が立たなくッて、石田なんてえのが県下少年第一の投手なぞとは腑に落ちないな。新聞社が買収されたんじゃねえのか。そんな筈はないじゃないか」
「ところが、そうじゃないらしいですよ。見た人がみんな驚いて云ってますよ」
金サンの店の小僧がこう答えた。
「え? なんて云ってる?」
「凄いッてね」
「凄いッて云えば、長助が凄いじゃないか」
「イエ。てんで問題にならない」
「ナニ?」