轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
ちゃのまはがらあき
茶の間はガラあき
「読売新聞 第二六九七四号」1952(昭和27)年1月17日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 1,479 字 · 3 页
二大強国対立の影に怯える必要はなかろう。現に両強国の頭首は平和への歩み寄りに努力しているではないか。茶の間の論理はその裏面をカンぐるように悪質ではないから、
「まさか平和への道なしと信じて寄り合いを催しているはずはない」
と思いこんでいる。だから、政府や学者文化人の思惑がケッタイで分らない。
たとえば大山郁夫氏がスターリン氏から平和賞を貰うのが不都合だという思惑は茶の間にはない。しかるに先輩友人の学者文化人はそのゴホウビを貰うなと反対だという。茶の間にとっては不可解きわまる思惑だ。
要するに、国家間には永遠に戦争は避けられぬものだという真理がない限り、第三次大戦が不可避だという結論はありッこないね。
一つの見方では、第三次大戦はすでにはじまっていると言える。朝鮮などがその一例だ。そして、名実ともに世界大戦になるかどうかは、ただ原子バクダンをいつ用いるか、にかかっていると言える。
だが、原子バクダンをいつ落すかということと同時に、永遠に落さずに、次第に世界の秩序が改まり、かたまって行く、という健全な希望もありうるのだ。一触即発という事態は、理性的にはどこにも存在していない。