轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
らくご・きょうそれつでん
落語・教祖列伝
02 兆青流開祖
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 12,007 字 · 25 页
若党をかえりみて、
「コレ、コレ、あれなる偉丈夫は何者であるか、きいてまいれ」
「ハ。きかなくとも、分っております。ちかごろ城下でも高名なチョーセイ、チョーセイのアメ売りでござる」
「左様か。これへつれてまいれ。殿に推挙いたしたら、大そうお喜びであろう」
こういうわけで、ホラブンは源左につきしたがって、殿様の前へつれて行かれた。
★
「山犬は進退敏活、隙を見てかかるに鋭く、目録ほどの使い手に相当いたす。目録十名にとりまかれては、一流の使い手も太刀先をしのぐのは容易の業ではござらん。かのチョーセイ、チョーセイは、十匹の山犬を赤子をねじふせるように易々とねじふせてしまい申した。まことに稀代な神業でござった」
こう云って、源左が殿様に吹聴したから、殿様は大そう喜び、当藩の剣術師範、真庭念流の使い手、石川淳八郎をよんで、
「チョーセイ、チョーセイの手のうちを験してみよ。目録十名の使い手にとりまかれて、赤子のようにねじふせる手のうちであるから、その方も油断いたすな」
「心得申した」
面小手の用意をととのえ、ホラブンを御前へ召しよせる。聞きしにまさる偉丈夫。