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にしおぎずいひつ
西荻随筆
「文学界 第一巻第一号」1949(昭和24)年3月1日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 3,343 字 · 7 页
云い残して、あっさりどこかへ行ってしまったそうである。
西荻アンゴ氏は小量の酒のみであるから、店に借金はないのであるが、多くの女給をやたらと口説いて、泊って、女に金をやらなかったり、女から金を借りたり、つまり日蝕パレスは被害をうけずに、「女給一同より」せしめていたのである。このへんも、手腕の妙であろう。
坂口安吾を名乗って、西荻窪の刑事と握手したことなどもあるそうだから、偉い。ついでに、税務署の役人と握手して、税金をタダにしておいてくれると、もっと偉いのだが、今カラデモオソクハナイ。