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「ふんしょじだい」のしゅつげん
論理とその実践――組織論から図書館像へ――
中井 正一
中井正一『論理とその実践――組織論から図書館像へ――』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「焚書時代」の出現、生まれ変った赤坂離宮、国立国会図書館について、知識と政治との遊離、地方文化運動報告、図書館法楽屋話、図書館法の成立、野に山にかかる虹の橋、民族の血管、「良書普及運動」に寄せて、機構への挑戦、巨像を彫るもの、国立国会図書館、集団文化と読書、実践について、組織としての図書館へ、地方の青年についての報告、聴衆0の講演会、図書館法ついに通過せり、図書館法と出版界、歴史の流れの中の図書館。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 57,021 字 · 120 页
図書館協会の半世紀の歴史の中で、最も大いなる転回期と、歴史的な最も重い責務の時に直面しているのである。
この時に関東も関西も打って一丸として、公共図書館も学校図書館も固く手を握って、この画期的な曲り角に、その腰を沈めよう。
敗戦の四年、物質方面の多少の恢復にもかかわらず、精神方面の傷の深さは、むしろその口をひろげつつある。
読書力の減退を見よ、青少年の知的飢渇を見よ、出版界の崩壊現象を見よ。一つとして、図書館界の手をさしのべなければ、危機がその「死の十字」の様相を示さんとしていないものはない。
戦いのさ中に嘆いたように、今正に、私達は嘆かなければならない。
戦いのさ中よりも、今、その危機はむしろ深まりつつある。そして、図書館法は、私達に、それを救うべき最初の狼火となって、今ここにその焔をあげたのである。