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もん

門

夏目 漱石

宗助在秋日午后躺着发呆,和妻子有一搭没一搭聊天,平淡的日子下好像藏着说不出口的秘密。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 139,830 字 · 278 页

青空文庫

この時も急に癇癪の角を折られた気味で、

「屏風はどうでも好いが、これから先僕はどうしたもんでしょう」と聞き出した。

「それは問題だ。何しろことしいっぱいにきまれば好い事だから、まあよく考えるさ。おれも考えて置こう」と宗助が云った。

弟は彼の性質として、そんな中ぶらりんの姿は嫌である、学校へ出ても落ちついて稽古もできず、下調も手につかないような境遇は、とうてい自分には堪えられないと云う訴を切にやり出したが、宗助の態度は依然として変らなかった。小六があまり癇の高い不平を並べると、

「そのくらいな事でそれほど不平が並べられれば、どこへ行ったって大丈夫だ。学校をやめたって、いっこう差支ない。御前の方がおれよりよっぽどえらいよ」と兄が云ったので、話はそれぎり頓挫して、小六はとうとう本郷へ帰って行った。

宗助はそれから湯を浴びて、晩食を済まして、夜は近所の縁日へ御米といっしょに出掛けた。そうして手頃な花物を二鉢買って、夫婦して一つずつ持って帰って来た。夜露にあてた方がよかろうと云うので、崖下の雨戸を明けて、庭先にそれを二つ並べて置いた。

蚊帳の中へ這入った時、御米は、