輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

線上閱讀五十公野 清一《一休さん(いっきゅうさん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N5,點詞查義。

N5 · 入門 · 新字新假名 · 40,517 字 · 82 頁

青空文庫

「にせもの、どこからでも うって こい。」

もんじんたちは、ああ、かわいそうに、この こじきぼうず あたまを たたきわられるだろう、と じっと みつめています。

が、ふしぎな ことに じっと 一休さんを にらんで、木刀を ふりあげて いる せんせいの てが、ぶるぶると ふるえだし、ひたいから、じわじわ あぶらあせが ながれだして きました。

「なぜ うたぬ。」

一休さんは はらの そこから いいました。すると、さすがは うでの ある ぶげいしゃです。じぶんの わるいことを さとったか、がらりと 木刀を すてて、

「うたれるのは わたしで ございます。」と いうと、ぴたりと 一休さんの まえに りょうてを つきました。

「ぼうさま、あなたは かねがね れんにょ上人から うけたまわって おります 一休さまでは ござりませぬか?」

「ほう、そなたは れんにょの しんじゃか?」

「はい、この あたりの ものは、みな れんにょ上人の しんじゃに ござります。」

れんにょ上人は そのころ 名の きこえた えらい ぼうさんでした。この たけうの まちから 十りばかり はなれた、しばたこの ほとりの よしざき と いう まちに 大きな おてらを たて、この あたりの ひとたちから、いきぼとけと いわれて いました。