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いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
線上閱讀五十公野 清一《一休さん(いっきゅうさん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N5,點詞查義。
N5 · 入門 · 新字新假名 · 40,517 字 · 82 頁
かさ もんどう
れんにょは 一休さんより 二十二さいも わかいのですが、一休さんとは なかよしでした。
「そうか、れんにょの しんじゃなのに、きさまが はなつまみもの とは、わけが わからぬ。」
「もうしわけ ありません。」
「うでを みがくだけでは だめじゃ。こころを みがけ。」
「はい、目が さめました。」
ありた はやとは もんじんたちに いいつけて 一休さんに たくさん ごちそうを だし、
「一休さま、おねがいが ござります。」
「なんじゃな。」
「この どうじょうの どの 木刀でも よろしゅうございますから、一休さまの 木刀と とりかえて いただきとう ございます。」
「こんな ものを なんに いたす。」
「ぶつぜんに かざって、まいにち おがみ、こころを みがきます。」
「そうか。それは よい こころがけじゃ。」
一休さんは、ごちそうを たべ、木刀を ありた はやとにあたえると、また どこともなく でていきました。
かさ もんどう
一休さんが かんとうの ほうへ むかって たびを つづけて いる ときの ことでした。
「下にい――下にい。」
と いう やかましい かけごえが きこえて、うしろから だいみょうぎょうれつが やってきました。