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にっき
日記
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《日記(にっき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N3,點詞查義。
N3 · 進階 · 新字新假名 · 40,068 字 · 81 頁
○レビゾールに間違われるフレスターコフにロイド目鏡をかけさせ、世紀末的にひょろ長い体の線を強調させ、蜘蛛のように馬鹿馬鹿しく陰鬱で、皆がこの若者を中心にして浮かれるところ、音楽を入れて、妙に複雑なゴーゴリの雰囲気を出した。浮々した、悲しい不安なような。科白、音楽、運動この三つを非常に立体的にくみ合わせた点。築地のように、田舎風で、明るくなし。
○最後の場面、印象強し。市長気が違う。狭窄衣を持った男がいきなり現れる。非常な音楽の間に白いカーテンが降り、そこに本当のレビゾールが来たと書いてある。猶ひどい音楽につれて、扮装のままの群集が、男女手をつないで、観客席の前を馳け抜け、やがて裏から出て来、逆の戸口へ入る。――花道の代り、通路をつかい、観客を劇の熱狂中に巻き込む。群集のつかいかたうまし。始め、市の小役人の出入りするところ、例の、銅の狭い戸から一度に、オペレッタ風に出させ、ひっこませ、手紙をよむところは、小ステージの上につみかさねて、顔々だけ燈明を加え、ドラクロア的エフェクトを出した。
〔欄外に〕
ボックスよりサボイへ行って、敬意を表し、後藤さんに。