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わたしのしんじょう

私の信条

小倉 金之助

線上閱讀小倉 金之助《私の信条(わたしのしんじょう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N3,點詞查義。

N3 · 進階 · 新字新假名 · 5,103 字 · 11 頁

青空文庫

その中に、象牙の塔に立てこもっている自分の仕事が、社会のために何の役に立つのか、といった疑問が、ぼんやりと浮びはじめるようになったのは、第一次大戦中の一九一六年ごろからです。それは多分、そのころから始まった、デモクラシー運動からの刺戟による、と思います。

それ以来、社会ということが私の意識の中に、だんだん明確になってきた過程を示しますため、私の書き残したものの中から、なんらかの意味で、社会に関連のある(またはありそうな)言葉を、拾いあつめて見ましょう。(年号は執筆の年を示します。)

一九一三 健実なる国民を養成。

一九一四 国民の一員として、国民教育、国民の養成。

一九一九 国家のため、一国の経済、近き将来における国民の養成、人本主義の戦士、人生と時代とに触れた教育、生のための数学。

〔一九二〇、二一の二年間は、第一次大戦後のフランスで送りました。〕

一九二二 社会各方面の人々、社会問題。

一九二三 極端に神聖視された国家組織、一般人民、人道主義。

一九二四 社会状態、人間社会の生活、近代社会、近代社会力。

一九二五 社会、社会生活、社会化、社会的目的、社会科学。