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かがくほうほうろん
科学方法論
戸坂 潤
線上閱讀戸坂 潤《科学方法論(かがくほうほうろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 145,035 字 · 284 頁
故に吾々にとって学問性は、再び是非ともその方法になければならないことが、証明された。
* 学問性に就いて深さと厳正とを対決せしめたものは例えばフッセルルがディルタイに対して与えた批評である。吾々にとっては併し、批難されるべきものは深さそのものではなくして非方法的な深さに他ならない。又厳正なる方法のみが代表的な学問性であるとも考えられない――後を見よ(Husserl, Philosophie als strenge Wissenschaft, Logos ※(ローマ数字1、1-13-21). 参照)。
今や一般的にこう結論することが出来る。方法概念は最後に、学問性の概念として現われる。ここに現われた方法概念は、もはや単に、任意の対象を取り扱う研究の方法でもなければ、科学的概念構成の手続きを意味するのでもなく、又科学がもつ科学的世界の基礎として現われるのでもない。方法概念のこれ等様々の形態が終局に於てそれに帰着し、又之にその根柢を持っている処の、学問にとって恐らく最も意味の重い方法概念が、学問性であるであろう。
最初、方法概念は対象概念に対立した(第一部)。