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「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
線上閱讀喜田 貞吉《先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選(「やまとみんぞく」とはなんぞや)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 195,063 字 · 389 頁
しかるに当時余輩は尺度について未だ親ら研究した事がなかったが為に、これについて多くを言うの自信が無く、ただ仮りに関野君言うが如きものであったとしても、それが必ずしも非再建説を将来するものではなき所以を述べたに止まり、ついでに法起寺・法輪寺の塔婆の年代を論じた文の中において、しばらく関野君の計算法に従っても、これらの塔の柱間が、これを高麗尺で測ったものと、唐尺で測ったものとの数字の比較上、その完数に近い程度にさまで軽重なく、否むしろ唐尺で測った方が、より一層完数に近かるべしとの計算の数字を羅列して、いささかからかい半分の説を発表したに過ぎなかった。
しかるにその後間もなく、我が法制史に精通せらるる三浦周行博士によって、高麗尺と唐尺との使用の限界を、大化の改新に置く事それ自身が、畢竟関野博士の仮定説なるに過ぎず、そこに何ら確証の無いものたる事が発表せられて、関野君の丹念に測定計算せられた折角のこの新研究も、為にその根拠が崩壊してしまったのであった。
たまたま余輩はその後平城京址及びこれに関連して京外条里の実際を研究するに当り、図らずも関野君のこの計算の基礎となった尺度の推定が、全然誤謬である事を明らかにするを得た。