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しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

線上閱讀三遊亭 円朝《塩原多助一代記(しおばらたすけいちだいき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 138,733 字 · 274 頁

青空文庫

岸田右内の妻か、殊には夫を尋ねて来る途で、娘までかどわかされたか、如何にも気の毒な事と心得ましたから、直ぐに伊勢崎の名主へ掛り、八州へ願って、其の悪者をいろ/\と捜しました所が、三日ほど経ちまして縛られてまいりました悪者三人は、百々村の倉八と太田の金山の松五郎、今一人は江田村の源藏で、段々お調べになると、其の者共の申口に、旅稼の親子連の者に金を三両宛もらって頼まれたので、何と申すか其の者の名は知れませんと云うので、いろ/\お調べになったが、親子連れの旅人は更に行方が分りませんゆえ、三人の悪者は江戸表へ送られました。おかめと角右衞門は日数が長く掛りまして、伊勢崎に長くも居られませんから、角右衞門が「私は沼田の下新田の者で、お前の兄さんにも逢わしてやるから、私の家へ来なさい」というので、一緒に下新田へ連れ帰りましたが、五日程かゝりましたから、下新田の角右衞門の宅では余り主人の帰りが遅いゆえ、案じくらして居ります所へ、

角「今帰ったよ」

妻「おや良人マアこんなに遅くなる訳はねえが、何処へ往きやんした」

角「少し訳えあって、飛んでもねえ間違が出来て、此方の災難見た