輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
ふじんのどくしょ
婦人の読書
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《婦人の読書(ふじんのどくしょ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 3,784 字 · 8 頁
その時代の女性教育の目やすは溌剌とした希望をたたえてひろく高く、たとえば語学の勉強にしろ他の勉強にしろ解放されている部分では、男と女との程度の差をつけずに勉強した時代であった。人間として男と女とはひとしいものであり、ひとしくあるべきものというたて前で勉強が励まれていたから、少数の前進的な若い婦人たちは、学問の上で女子用読本を使うことを知らなかったので、いわゆる砂糖をわった意味での婦人雑誌というものを必要としなかったのは自然である。『女学雑誌』はそれゆえ、娯楽的な家事的な要素はもたなかった。「学問のすすめ」(福沢諭吉)風な、文芸思想を主としたものであったと思う。
女学校令が日本では第一期の黎明期が終って、その黎明期の性質に対比すれば反動の時期にはいったときの要素に立って、婦人はよき家庭の主婦として日進月歩の日本の社会に働く男をよくたすけなければならない、という必要の範囲で制定されたことは、若い婦人の読者の数を一般的に多くしながら他の面では質を低め、低められてそこにやすんじている女の標準に妥協した出版物を婦人むきとして出現させる結果となった。この期間は、非常にながかった。